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坂戸の方から風俗杉浦友紀

  • 投稿者 : ポテぷー
  • 2012年10月18日 3:36 PM

ガチャンというガラスの割れる音にますます怒り狂って、そのままずかずかと書斎に入っていった。そしてマホガニーのバーから乱暴にデカンターを取るこはくと、琉狛色の液体をクリスタルのタンブラーになみなみと注いだ。坂戸?などとグラスを取り上げたものの、そのまま長いこと考えていた。結局は口をつけずに、バーの磨き込んだ真諭の天板に叩きつけるように置いた。坂戸に対しあまりの勢いに酒がこぼれた。に曲がった。デリヘルドアのロックをはずし、警報装置のスイッチを切りながら尋ねた。たまには坂戸 風俗よりは「ピーコックに名前はあるの?」「ウィンストンだ。友達はウィン(勝利)と呼んでる」風俗王子の口許が皮肉っぽく歪んだ。「よくできた話さ」「あの野郎が死んでくれてよかった」と歯を食いしばって咳いた。「ったく、俺が殺してやりたいところだった」ロドリケスと死ななかった女のことばかり考えていたので、登別もわからない死んだほうの女のことはまったく頭に浮かばなかった。ロドリケスは彼自身が殺したと断言した女に殺されたのだ、金で請け負って殺すはずだった女に‐「ちよろいもんよ」仕事について、やつはそう言っていた。状況が違っていたら、皮肉な話として面白がることもできるのに。窓までぶらぶら行くと、見るともなく外を見て、戻った。思えば心のどこかではずっと、この仕事をやりそこなったことがわかっていたのだ。特別に坂戸にある自分をだまして、あのゴールドは死んだと信じ込ませていた。しつこい疑念に逆らって、幻想を持ち続けることを自分に許していた。今日彼女と接触した時、彼女の声を聞き、実際にこの目でその姿を見た時にはショックを受けた。怒り狂った。だが本気で驚いたわけではない。それでも、パニックを起こさないようにするには、自制心を総動員しなくてはならなかった。彼女の再登場は、この長く落ち着かない一週間、ずっと心の底ではわかっていたことを単に確認しただけだ。

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